人権集会

 湖北中学校人権週間4日目に入りました。

 今日は、6校時に講師の先生をお招きして人権集会(オンライン)を開きました。

 講師:田邊九二彦先生

 テーマ:「新型コロナウイルス感染症と人権」

・新型コロナウイルス感染症に関する差別や人権侵害に新しいものは何にもないこと

・実際に起こったおびただしい差別と人権侵害の実例の紹介

・医療者への差物や誹謗中傷の実例の紹介

・「感染者は悪くない」が当たり前になってほしいこと

・ネットやSNSでの人権侵害の実例の紹介

・いじめと差別は同じ構造であること(観衆や傍観者になってはダメ)

 最後に、新型コロナウイルス感染症は、マスク・アクリル板・ワクチン等で対策ができるけれど、その差別や人権侵害の予防は、人権学習しかない。「差別」の反対は「尊敬」である。「20世紀中に差別をなくすことはできなかったが、常に差別を許さないことを続けようとする努力が大切」とまとめられました。

 たくさんの実例を紹介いただきながら、私たちが考えていかなければならないことをたくさん教えていただきました。